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この前、人を拾いました
第95章 ⑩—8 人拾いのススメ、そして4人で

「双子だ!!!!ここちゃん!」



満面の笑み。


つられて私もニンマリと口元を緩ませる。



「楽しみだね……」



うん!と大きく首を縦に振ったレイは、私のお腹を擦りながら、ニヤニヤしている。



レイの子だもん……絶対にかわいいだろうな……



「ちかちゃんの子だから…絶対にかわいいな!!」


「えっ…?」



同じこと…思ってたなんて…。



「きっと男だ!!!僕には分かる!!!」



「……いや、まだ分からないよ?」



「いーや、分かる!!!あいちゃん!僕を誰だと思っているんだ!!!!」


「はいはいごめんなさい。神様でした」




でも、レイが男の子だっていうと、そんな気がしてきちゃう不思議。



そして、前に妄想した男の子が私の脳内で復活した。


まぁ…前よりもう一人増えたけど…。




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