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八重の思いー私を愛した2人の彼氏
第12章 新たなる出発点-千弥

「は……いゃん」
「千弥、凄いエロい顔をしているの分かってる?」
「れ、蓮さんが急にこんなことをするから」
「うん、俺が仕掛けたけどね、そんな顔をされたら堪らなくなるよ」
「あっ……ん……」
私を両足の間に入れて、しっかりと抱き締めてから、蓮さんの唇が私の首筋を這う。
秋も深まり冬が近いこのシーズン。薄目のカーディガンを着ていたのに肩の下までズラされ、比較的胸元が開いたトップスの露出部分に蓮さんの唇が落ちてゆく。
「んっ……痕付けちゃダメだよ」
「分かってる、付けないから心配しないで?」
「あ……ぁぁ……」
淡く甘い快感……。
身体に触れる唇の柔らかい感触が心地いい、蓮さんの優しい促しかたが気持ちいい。
知らないうちに床に落ちるカーディガン、片手で腰を支え、空いている片手はスルリとトップスの中に潜り込み、お腹や脇腹を触れ撫でられ、つい身悶える私。
「……その気になった?」
「もうっ、蓮さんの……意地悪」
「くすくす……。
俺も男だよ千弥。こんな場所で二人きりだったら、その気になってもおかしくはないね」
「そんなぁ……」
トンッと蓮さんがデスクから降り、逆に私のほうがデスクの上に乗せられてしまう。ここってビルの上階のほうだけど、外から見られたりしないよね?
そんなことを考えているうちに、プチンとブラのホックを外されてしまった。素肌に感じる蓮さんの手、大きいのに細く繊細な指が、乳房の外側で触れ遊ぶの。

