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八重の思いー私を愛した2人の彼氏
第12章 新たなる出発点-千弥
「同じ……そう、漸く同じになったね千弥」
また私にキスをする蓮さん、今はそれが嬉しく私からも蓮さんにキスをお返し。
「千弥……」
「これも重なるだよ蓮さん?」
「じゃあ、もっと重なり合おう千弥。本当は陸も居ればいいんだけど、それはまた夜にでも。今は俺と重なって?」
「蓮さんと……重なりたいの」
目を細めて笑いスラックスの前を寛げれば、はち切れんばかりの蓮さんのモノが飛び出す。高く反り返るそれは私の快楽を満たすモノ。反りが大きい蓮さんのモノは私の奥を正確に狙う、私はそれをもう知っている。
「良いかい千弥?」
「もう大丈夫」
スーツの上着とネクタイを脱ぎ捨て、私の両脚を支え上げ蜜口に当たる柔らかい鬼頭。数回秘裂を行き来したと思ったら、ゆっくりと膣内へと挿って来る硬い感触に、私の身体は反応し思わず締め付けてしまっていた。
「うっ……千弥キツい」
「だって、だって……アァッ」
「んっ、堪らなく良いよ。千弥の中が、俺と重なりたがっているのが分かるから」
「アッ……まだ奥に……」
「もう少し……千弥の感じる場所まで……」
無理のない範囲で、蓮さんのモノは私の奥へと進んでゆく。膣内が広がる感覚、硬い蓮さんのモノの感覚、私の性感帯を探る感覚、それがハッキリと分かるの。
漂うような波、そう言ったほうが良いのかな? 穏やかさの向こうにある確かな快感、蓮さんがくれる快楽。もう激しさは求めていない、互いに感じられる快楽を求め一緒にイクことを求める、それが今の私。