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八重の思いー私を愛した2人の彼氏
第15章 それぞれの思い
「僕もそう。千弥以外じゃ欲情も勃起すらもしない。僕たちはもう千弥しか愛せないんだ、千弥じゃなければダメなんだよ」
「千弥以外なんて必要ないよ陸、千弥を愛することが俺たちの幸せだからね」
「陸さん、蓮さん、アァァァーー!!」
至福の絶頂……愛液と精液が混ざり合う夜、それを受け入れた私たち三人。
行為はエスカレートする。
バイブから極太ディルトに、お尻用のバイブから、蓋をするプラグに、手軽に出来る革製の固定具と、道具は次々と増えていくの。
その際に蓮さんが『もう一度この部屋を改装したい』と言い出し、また陸さんとリフォームを計画。また私は出来上がるまで秘密なんだって。今度はなにをするつもりなんだろう?
「ん? 千弥が千弥らしく感じてくれるためかな?」
「私が私らしく?」
「そうそう、今度は少し手間が掛かるから、春頃に見せられると思うよ?」
「それまで俺の部屋を、仮プレイルームとして使えばいい。1番物が無い部屋だからね」
リフォーム中は、蓮さんの部屋にお邪魔することになっちゃった。蓮さんの私物は一時的に必要以外は物置に置いて、私たちは毎夜『三人』を楽しむ。
それが当たり前だったかのように、重なる三人の身体。エスカレートは留まることを知らず、日中は普通に事務所で働いているけれど、その時間ですら夜が待ち遠しいと思えるほどには、三人の夜は激しく燃える。……世間的にそれが良いのかは……もう分からない、ただ三人で居たい心が1つなだけ。
だって、それが三人の意思だから。