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先輩と部活
第2章 類さんと
由香里も優人さんも皆帰った後、
何の話をされるのかわからない私は
類さんと二人きりでドキドキしていた
私の頭は完全に悪い方向にしか考えてなかった
理由はわからないけど怒られるのかなとか、
気持ち悪いって言われるのかなとか
実をいうと類さんとはあまり話したことがない
というか、話す機会がなかったので
あまりよく知らない
だから尚更怖い
類さんは椅子に座って私は座る気になれず
類さんの前で立つことにした
まるで本当に説教を受けている子みたいだ
「あ、あの類さん…どうしたんですか?」