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先輩と部活
第6章 揺れる
「今日ずっとれなちゃんの泣いてたりとか悲しい表情しか見てなかったから」
そういえば、そうだ…
「寝顔も、可愛いかった、よ」
ちょっと照れくさそうに言う
ドキンとする
「…優人さんて、照れながらもそういうこと言ってくれるから、好きです」
にこっと微笑む
「そ、そういうこと普通に言えるんだ。恥ずかしくないの?」
「優人さんが代わりに照れてくれるから、なんだか面白くて」
あと、かわいい
「えー、なんか馬鹿にしてる?」
気づけば優人さんも私も、心から笑っていた