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小説よりスゴいこと
第4章 SMプレイ……
それからどれほど経ったのか、愛にはわからない。
おそらく五分もなかったであろうその短時間で、愛の身体はすっかり出来上がっていた。
頰が紅潮し、性器がひくひくと小さく収縮する。
尖った乳首が息をする度に一緒に揺れ、触って欲しそうに真っ赤に充血している。

「こっちおいで」

唯の言葉にハッとして、愛はほとんど駆け寄るようにしてベッドへと上がった。
はやく触れられたい。
はやく、気持ちよくしてほしい。

愛が二人に近づくと、唯がベッドサイドの引き出しを開けた。
愛がシャワーを浴びているうちに準備したのだろう、そこには、手錠とアイマスク、そして先端が何本もの皮でできた、短い鞭が入っていた。
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