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永遠に見えた世界
第6章 本気になれる女

マスターは店の味にこだわっている人だからこそ任せる事が出来る。マスターなら絶対に下手なものは出して来ない。そんなマスターは俺に
『お兄さんがここに誰かを連れて来るって初めての事だね。』
と言って来た。俺はなんとなくマスターに苦笑いをした。他の女と行った店には出来るだけ美奈とは行きたくなかった。俺はただそれだけだ。
そんな俺の手首にいきなり美奈の手が触れて来た。
俺が美奈を見るとまた美奈は泣きそうな顔をして俯いた。俺はその美奈の手を取って
『腹が減ってんだろ?ちゃんと食えよ。』
と言った。その途端に美奈が嬉しそうな顔を俺に向けた。俺はなんとなく安心した。こいつはただ何も考えずにそうやって笑っているのが一番綺麗なんだと俺は思った。
やっと俺は美奈を手に入れたんだと実感した。
俺が見たかった綺麗な笑顔がこの先もちゃんと見られるという事に俺は少しはしゃいでいた。
本当に美奈には俺は上手く大人になれずにはしゃいだり機嫌が悪くなってしまったりと、そんなガキのままの俺ばかりを見せていた。
俺は完璧な大人の男として美奈には接してやりたいのにそれが出来ずに美奈には完全にイカレているだけの俺だった。
飯が終わって帰りの車でも何故か美奈が俺に謝って来た。俺は美奈にくだらない事は考えるなとだけ言ってやる。
お前は余計な事は考えなくていい女なんだ。ただ笑ってその綺麗な笑顔を俺に見せてくれればいいんだ。
俺はそう思って美奈にキスをする。美奈はそういうのには慣れていないらしく運転中の俺に信号が変わるからと言って可愛くジタバタとした。
部屋に戻ってから俺はビールを呑む。基本俺はバドワイザーが好みだ。国産は苦いだけでなんとなく俺は呑みづらい。
『お前も呑むか?』
そう俺が聞くとリビングのソファーに座っていた美奈が小さく頷いた。だから俺はわざと俺が口に入れたバドワイザー美奈に呑ませてみた。
『お兄さんがここに誰かを連れて来るって初めての事だね。』
と言って来た。俺はなんとなくマスターに苦笑いをした。他の女と行った店には出来るだけ美奈とは行きたくなかった。俺はただそれだけだ。
そんな俺の手首にいきなり美奈の手が触れて来た。
俺が美奈を見るとまた美奈は泣きそうな顔をして俯いた。俺はその美奈の手を取って
『腹が減ってんだろ?ちゃんと食えよ。』
と言った。その途端に美奈が嬉しそうな顔を俺に向けた。俺はなんとなく安心した。こいつはただ何も考えずにそうやって笑っているのが一番綺麗なんだと俺は思った。
やっと俺は美奈を手に入れたんだと実感した。
俺が見たかった綺麗な笑顔がこの先もちゃんと見られるという事に俺は少しはしゃいでいた。
本当に美奈には俺は上手く大人になれずにはしゃいだり機嫌が悪くなってしまったりと、そんなガキのままの俺ばかりを見せていた。
俺は完璧な大人の男として美奈には接してやりたいのにそれが出来ずに美奈には完全にイカレているだけの俺だった。
飯が終わって帰りの車でも何故か美奈が俺に謝って来た。俺は美奈にくだらない事は考えるなとだけ言ってやる。
お前は余計な事は考えなくていい女なんだ。ただ笑ってその綺麗な笑顔を俺に見せてくれればいいんだ。
俺はそう思って美奈にキスをする。美奈はそういうのには慣れていないらしく運転中の俺に信号が変わるからと言って可愛くジタバタとした。
部屋に戻ってから俺はビールを呑む。基本俺はバドワイザーが好みだ。国産は苦いだけでなんとなく俺は呑みづらい。
『お前も呑むか?』
そう俺が聞くとリビングのソファーに座っていた美奈が小さく頷いた。だから俺はわざと俺が口に入れたバドワイザー美奈に呑ませてみた。

