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大好きだから...
第2章 私の嫉妬


『俺が頼んだんだけど』


私の後ろから正人の声がする...
低くて響くような大好きな彼の声


「結城課長...」


「小池。須藤に弁当作ってって頼んだのは俺
いつも社食で美味そうな弁当食ってるから
1年くらい前から作ってもらってる。」

「正人さんのお弁当くらい
私が作りますよ?
だから須藤さん。
明日から正人さんにお弁当はいらないから」


あーーー!!!!
めんどくさいな!!!!!

ホントいらいらするわ。


「小池。お前社会人としての常識はねぇの?
須藤はお前の先輩だろ。敬語使え。
それと小池の弁当はいらない。
須藤の弁当がないなら社食か外で食う。」

「正人さん。私のお弁当も
美味しいんですよ?
1度どうですか?」

「いらない。さっさと仕事いけよ。
須藤、今度の合同会議の事で話がある。
会議室Bにこい。資料持ってな。」

「結城課長。かしこまりました。
小池さん。仕事戻りましょう。」



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