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大好きだから...
第2章 私の嫉妬
「なら仲良しアピールして見せつけてやるか?」
「そんなことしたら他の女子社員からも
私が冷たい目で見られるんです。
今まで通り内緒にしときましょう。」
「いや、内緒にしとく事俺が言い出したけど
あれからもう3年付き合ってる。
もうそろそろよくないか?
お前が呼び出されて俺がいない所で
なんかされても困るんだよ。」
正人がそこまで言うって珍しい。
何かあったのかな?
「お気持ちは嬉しいのですが
公表してしまいますと
他の女子社員に知れてもっとひどくなります。
そうなるのが目に見えて分かります。
だからこのまま構いません。」
「分かった。悪かったよ。
でも、なんかあったらすぐ言え。」
優しいな。
口は悪いけど...
でもこうやって気にかけてくれる。
正人のこの優しさが大好きなの。