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大好きだから...
第5章 小池と向き合う
乗せただけたとかインスタントだとか
誰でも作れるやつだみたいな
言い方をされた。
確かに小学生でも作れるよ…
でも、俺は朱里のためにしたかっただけ。
これじゃぁ、朱里のためになってねぇな。
料理勉強するか。
でも、最後は
「正人ありがとう!また作ってね」
そう言ってくれた。
こんなものでありがとう。って言ってもらえた。
俺は毎日朝、夜作ってもらって
弁当まで作ってもらってんのに
ありがとうなんて言ったこと
何回あんだろな。
でも、朱里に感謝しなきゃと思う。
でも、その時の朱里の笑顔を見たら
身体が反応してしまって
朱里を求めてしまった。
小池に嫉妬した朱里
職場で嬉しそうにする朱里
作ったことにありがとうという朱里
そんな朱里が
どんな事してても何があっても
朱里が好きでたまらない。
だからホントに朝までやっちまった…
朱里ごめん、やりすぎました。
今日は休みだからゆっくり寝ろ。
朱里が寝たのを確認してから
俺は寝室を出て行って
ある事を調べるようにしていた。