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大好きだから...
第2章 私の嫉妬
ゴールデンウィーク最終日
朱里は友達の瑞穂とランチした後
ゆっくりとコーヒーを飲んでいた時の事
カフェから見える大きな通りを歩く正人の姿
『どこか行ってたのかな?』
そう思っていた。
瑞穂も気付いたらしく結城さんじゃん。と
話しかけてくれた。
けど、私の目からは涙が止まらない。
瑞穂は慌てて
「朱里どうしたの?いきなり泣いて」
そりゃビックリするよね。
いきなり泣き出すんだから。
「瑞穂。ごめんね?」
「朱里がいきなり泣いたりしてどしたの?」
「さっき正人いたじゃん?
隣に女の子がいた。
しかも正人の後輩。
正人は嫌がってたけど一緒に居るのを
プライベートで見るのは辛い…」
瑞穂は一生懸命慰めてくれる。
はぁ...
帰りたくなったよ...
正人はちゃんと話してくれるかな?