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第15章 いならいはし隠目 章71第
さらに桜のナカが俺を締め付ける。
挿れただけなのに、経験したことがないほどの快感に身震いを起こしながら俺は桜の名前を呼んだ。
「んっ……」
「動いていいかっ…?」
俺の問い掛けに、コクと素直に頷く。
そんな桜を見て、俺は顔を歪ませながら笑うと、下から突き上げるように腰を動かした。
「あぁっ…んっ……」
「っ……はあ…」
桜の洩らす喘ぎ声に刺激されて、腰が止まらない。
桜とやっとこうしているという事実。
まだ信じられない。
このまま、起きたら夢だった、とかいうオチが待ってそうで怖い。
「はぁっ…ぁんっ…てんちょっ…っ」
「っ……名前…呼べよっ…」
激しく揺さぶりながら、そう命令するようにいうと、桜はだらしなく口を開けたまま俺の肩を両手で掴んだ。
「た……っ」
「はぁっ……」
「たつっ…や……──」
……こ…れは……やば…い……っ
名前を呼ばれただけで、ゾクゾクと体が粟立って、俺は思わずさらに腰の動きを速めた。