この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
赤い花~情欲の檻~
第2章 MemoriesI
 しかし、それからというもの、彼がコーヒーの飲み方について美華子に文句を言うことはなくなった。
 美華子はすっかり口数の少なくなった祥吾には頓着せずに、いつものようにゆっくりとコーヒーを味わった。〝ドルフィン〟のマスターは本人いわく独身だという。 
―家内も病気でもう二十年も前に亡くなりましてね。一人娘は生まれつき重度の障害があって、二十歳にもならない中に先立ちました。
 だから、マスターに言わせれば、好きなように生きられるということらしい。
/181ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ