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蛍の想ひ人
第4章 の
仕事帰りに駅で待ち合わせをして軽くご飯を食べて
今話題の「プリティー・ウーマン」をレイトショーで観に行った。
「凄いね」
その夢のような話と、映画の豪華さに由布子さんは興奮してて
そっと握った俺の手をぎゅっと握り返した。
ヤバッ
そんな些細な行為に気持ちが踊る。
「ジュリア・ロバーツめちゃめちゃ可愛かったね!」
そう興奮している由布子さんの方が可愛いよ。
「いい映画だったね。もう少し話したいから少し飲みに行く?」
レイトショーが終わったこの時間はすでに遅い。
「いや。送って行くよ。明日も仕事だろ?」
「Are you sure you don't want a drink ?」
映画の中でジュリア・ロバーツが言ったセリフだ。
――本当に飲みたくないの?
俺はすぐに分かってニヤッとする。
「I'm high on life. Can't you tell ?」
――俺は人生に酔ってるんだ。分かるだろう?
俺はリチャード・ギアのセリフで応酬する。
その反応の良さに由布子さんが大笑いして。
「あっはっは。キザな男よね。エドワードも」
その言葉に小さく笑うけど。
今、俺は本当に人生に酔ってるんだ。
こんな風に、2人で仕事帰りに映画を見て
映画の内容で笑いあう。
これ以上望んだらバチが当たるな・・・
今話題の「プリティー・ウーマン」をレイトショーで観に行った。
「凄いね」
その夢のような話と、映画の豪華さに由布子さんは興奮してて
そっと握った俺の手をぎゅっと握り返した。
ヤバッ
そんな些細な行為に気持ちが踊る。
「ジュリア・ロバーツめちゃめちゃ可愛かったね!」
そう興奮している由布子さんの方が可愛いよ。
「いい映画だったね。もう少し話したいから少し飲みに行く?」
レイトショーが終わったこの時間はすでに遅い。
「いや。送って行くよ。明日も仕事だろ?」
「Are you sure you don't want a drink ?」
映画の中でジュリア・ロバーツが言ったセリフだ。
――本当に飲みたくないの?
俺はすぐに分かってニヤッとする。
「I'm high on life. Can't you tell ?」
――俺は人生に酔ってるんだ。分かるだろう?
俺はリチャード・ギアのセリフで応酬する。
その反応の良さに由布子さんが大笑いして。
「あっはっは。キザな男よね。エドワードも」
その言葉に小さく笑うけど。
今、俺は本当に人生に酔ってるんだ。
こんな風に、2人で仕事帰りに映画を見て
映画の内容で笑いあう。
これ以上望んだらバチが当たるな・・・