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ずっと傍に……
第34章 見えない想い…

「友也…どうした―――」

「触るな!!!」

睨みつける瞳が怖いと思いながら、友也に近づき手を伸ばすと、その手を激しく払い除けられた。
力強く言い放つ言葉に、怖さより寂しさを感じた。
初めて言葉にする拒絶に、何かが壊れそうになっているのを肌で感じても、それが何なのか分からなかった。

「…友也…」

もう一度手を伸ばすと、触れる瞬間に避けられて自分の部屋に行こうとする友也の腕を咄嗟に掴んでいた。

「何が…何が気に入らないの?何にイライラしてるの?…言ってくれないと分からないよ。……友也の気持ち…全然わかんないよ。」

拒絶されたショックに、後先考えずに出た言葉。
親は堂々としていればいいと三輪田校長に言われていたけど、この状況で堂々となんてできなかった。

「ずっと…イライラしてるわよね。何があったの?学校で何かあったの?」

「うるさい!!お前に関係ない!!!」

「お前って…親に向かって…」

初めてお前と呼ばれて困惑する。
そんな私に追い打ちをかける友也の暴言。
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