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王家の婚礼(くすくす姫後日談・その2)
第2章 婚礼の朝

「…へ?ああ、ペチコート、見たことなあい?」
レースの下穿きに包まれた白くてまあるい可愛いお尻を、ごわごわした物が遮っています。
「盛装のときは、スカートを膨らませるように…って、え、ちょっと!」
「クソ面倒くさいもん着けやがって…!」
サクナは無理矢理そこにもぐりこむと、姫の脚を見上げました。
下穿きも靴下もいつもより華奢なものを履いており、ガーターもレースの飾りの付いたものを身につけています。
「やだ、ばかっ!あん…、そんなとこっ、…だめ、ぇっ」
「…っ、仕方ねぇな」
「え?え、え、きゃあ!」
スカートから出てきたサクナは、姫を長椅子まで連れて行き、とんと押して仰向けに倒しました。
「これなら髪も化粧も崩れねぇだろ。脚はそのまま肘掛けに乗せとけ。…あとは…これ持ってろ。」
姫は脚と頭が長椅子の肘掛けからはみ出た姿で、サクナにスカートとペチコートをがさっとまとめて捲られました。そして、サクナは姫の下穿きを取り去りながら、まとめたスカートを抱えて持っているように、と姫に言ったのです。
「え、やあ、無理だってば…っ!?ああぁああんっ!」
「っは…どこが無理だよ」
捲られたスカートの奥の泥濘は、突然突き込まれたサクナを、すんなり飲み込みました。その上、まるで埋められるのを待っていたかのように、きゅっと絡みついて包み込んで来ます。
「やぁ、あ?!なんで、はいっ…、」
「なんで、じゃねぇだろ、」
先程スカートの中に潜り込んだ時に触れた姫のそこは、既に柔らかく、滴りを湛えておりました。
昨日の姫は花のようだと思いましたが、スカートの中の姫もまた、別の顔を持つ花のようでした。
美しく清楚な形をしながら、奥に溢れる蜜を湛えて、己を満たすものを誘う香りを放っているのです。

