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第6章 性犯罪者殲滅集団『俎汝』

「……ここを出よう」

「えっ！？」

田所の言葉に皆の衆は驚く。

「バカ言うな見つかるぞ！ もしそいつらが来てもわしらが匿う！」

「迷惑は掛けれねぇっすよ。なにがなんでも出ていかせてもらうぜ」

美しい決意だ。

ホームレスも隊員たちも納得してしまう。

「そこまで言うなら止めはせんが……」

「リーダーの言葉に我々は問答無用で従うのみ」

こうしてオカスンジャーズはホームレス区域を出た。

出た瞬間に黒い車に取り囲まれた。

「おい早速エンカウントしちまったぞ！」

「リーダー！！」

「……逃げる！！」

しかし追い付かれてしまった。

「クソ！ レベル低いからレベル高い奴相手だと逃げられん畜生おおお！！」

まあ車持ってるからな