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第27章 アダルトアニメ

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セックスするアニメ。

清純な女子高生の初体験というパターンが多い──というか、それしか見てない。

パンチラは脇役にまかせて、本命のヒロインは堂々のフルヌードになる。

ワンピースを落とされ、いきなり白の下着姿にされて羞じらう美少女は、結局、ベッドですべてをさらす。
アニメだから、理想の裸体である。

初めて貫かれたというのに、激しく揺さぶられて、理想の乳房が弾む。

アニメは便利で、実際には重なった体で見えないはずのところまで、ヒロインの裸体を余すところなく描写できる。（透明人間の男がヒロインを揺さぶっているように）

映像も理想なら、声も理想だ。

その計算されたあえぎ声は、清純から一転、声優がそのままなりきってアテているのである。

ＡＶ女優なら、裸で、体位にされて責められているが、

声優は裸にもならず、立ったままでヒロインの羞じらい、初めての衝撃や苦悶、やがてエクスタシーと演じわける。

実生活でやっているセックスを思い出しながら、発声している？──なんて邪推してしまうのは無理もないか。

余談だが、
一般アニメで、女性がマッサージされているシーンを目をつぶって聞いてみたら、興奮できてしまった。

これも指一本触れられないで演技して発声しているのだろうが、やはりスゴい。
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