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いつまでも思春期
第31章 愛情の確認としての全裸

電話で話すだけだった女友達だったが、その日はなぜかヘコんでいた。

弱気になっていたせいか、僕が初めて部屋を訪ねることを許した。

僕が25歳、彼女は23歳。

一人暮らしの彼女の部屋に着き、話しているうちに、

彼女のほうからキスしてきた。
それも舌をからめる濃厚なやりかたで。
恥ずかしながら、ディープキスは初めてだった。

彼女の背後から胸を触り、すぐに上半身をブラジャーだけにして愛撫し、やがてそれも取り去り、

身につけているのはショーツだけという形にして、床に横たえた。

またも恥ずかしながら、ショーツ一枚という姿の女性を見るのは、それが初めてだった。

前カノとは上半身を裸にできた段階で破綻していたからだ。

お尻を触るのも、「スカートの上から」しか経験がなかったが、
ついに「ショーツの上から」が実現したのだった。

一方で、彼女は「僕を本当に好きなのか」を確かめるために肌を露わにしていったようだ。

裸を見せるのに、羞恥心より喜びが上回れば、好きという判定になる──そして、彼女はショーツを脱がされることを望んだ。

全裸にされて見られているというのに、幸せそうな笑顔を浮かべる彼女に、僕は戸惑ったことを覚えている。

前カノも「じかに乳房を触られて嬉しかった」と言っていた。

僕の愛撫にあえぎ、挿入されないままで達してしまった彼女も、全裸にされて幸せいっぱいだったのだ。

次の夜、愛を追認するために抵抗なくオールヌードになった彼女を、貫いた。

処女じゃないから安心して、と言った彼女だが、
本当に好きな人と心を通い合わせているのがわかった。

その証拠の全裸だった。

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