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いつまでも思春期
第31章 愛情の確認としての全裸
・
電話で話すだけだった女友達だったが、その日はなぜかヘコんでいた。
弱気になっていたせいか、僕が初めて部屋を訪ねることを許した。
僕が25歳、彼女は23歳。
一人暮らしの彼女の部屋に着き、話しているうちに、
彼女のほうからキスしてきた。
それも舌をからめる濃厚なやりかたで。
恥ずかしながら、ディープキスは初めてだった。
彼女の背後から胸を触り、すぐに上半身をブラジャーだけにして愛撫し、やがてそれも取り去り、
身につけているのはショーツだけという形にして、床に横たえた。
またも恥ずかしながら、ショーツ一枚という姿の女性を見るのは、それが初めてだった。
前カノとは上半身を裸にできた段階で破綻していたからだ。
お尻を触るのも、「スカートの上から」しか経験がなかったが、
ついに「ショーツの上から」が実現したのだった。
▼
一方で、彼女は「僕を本当に好きなのか」を確かめるために肌を露わにしていったようだ。
裸を見せるのに、羞恥心より喜びが上回れば、好きという判定になる──そして、彼女はショーツを脱がされることを望んだ。
全裸にされて見られているというのに、幸せそうな笑顔を浮かべる彼女に、僕は戸惑ったことを覚えている。
前カノも「じかに乳房を触られて嬉しかった」と言っていた。
僕の愛撫にあえぎ、挿入されないままで達してしまった彼女も、全裸にされて幸せいっぱいだったのだ。
▼
次の夜、愛を追認するために抵抗なくオールヌードになった彼女を、貫いた。
処女じゃないから安心して、と言った彼女だが、
本当に好きな人と心を通い合わせているのがわかった。
その証拠の全裸だった。
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電話で話すだけだった女友達だったが、その日はなぜかヘコんでいた。
弱気になっていたせいか、僕が初めて部屋を訪ねることを許した。
僕が25歳、彼女は23歳。
一人暮らしの彼女の部屋に着き、話しているうちに、
彼女のほうからキスしてきた。
それも舌をからめる濃厚なやりかたで。
恥ずかしながら、ディープキスは初めてだった。
彼女の背後から胸を触り、すぐに上半身をブラジャーだけにして愛撫し、やがてそれも取り去り、
身につけているのはショーツだけという形にして、床に横たえた。
またも恥ずかしながら、ショーツ一枚という姿の女性を見るのは、それが初めてだった。
前カノとは上半身を裸にできた段階で破綻していたからだ。
お尻を触るのも、「スカートの上から」しか経験がなかったが、
ついに「ショーツの上から」が実現したのだった。
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一方で、彼女は「僕を本当に好きなのか」を確かめるために肌を露わにしていったようだ。
裸を見せるのに、羞恥心より喜びが上回れば、好きという判定になる──そして、彼女はショーツを脱がされることを望んだ。
全裸にされて見られているというのに、幸せそうな笑顔を浮かべる彼女に、僕は戸惑ったことを覚えている。
前カノも「じかに乳房を触られて嬉しかった」と言っていた。
僕の愛撫にあえぎ、挿入されないままで達してしまった彼女も、全裸にされて幸せいっぱいだったのだ。
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次の夜、愛を追認するために抵抗なくオールヌードになった彼女を、貫いた。
処女じゃないから安心して、と言った彼女だが、
本当に好きな人と心を通い合わせているのがわかった。
その証拠の全裸だった。
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