パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第1章 とつぜんの脅迫

氷川が、さくらの目の前に、一枚の紙を持ってきて見せた。

『私　野々宮さくらは百合丘女子学院　理事長、学院長　教授の奴隷となり、
みなさまのご命令に忠実に従い、ご奉仕することを誓います。
ご命令に背いた際は、お仕置きをしてください。それでもみなさまのご命令に従わない際は、
私のはしたない動画をお仕置きとしてインターネット上に拡散してください。』　

と信じられない文章が書かれていた。


さくらは、震える声で「こ・・・これは？」と聞いた。

理事長が冷たく言い放つ「奴隷になれってことだよ」
「私たちの奴隷になるか、この動画をネット上に拡散するか、きみの好きなほうを選びたまえ。」


そしてYoutubeを開き、動画をシェアする準備をする。

「やめてっ。やめてくださいっ。」とさくらは叫んだ。
「そんなっ・・できません、できないっ。奴隷だなんて、そんな」と
さくらは嗚咽しはじめた。


理事長の指が動画をシェアするバナーを今にもタップしようとしている。
「奴隷が嫌ならいいのだよ。この動画をシェアするだけさ。」と笑う。
「1分上げるから、考えたらいい」と目の前にストップウォッチ画面を置いた。


さくらはもはや何も考えることができなかった。
（うそよ・・うそよ・・奴隷だなんて・・できないっ、）

10,9,8,7,6　・・・ストップウォッチのカウントダウンが続く
ピーピーピーと音が鳴り。テーブルに腰を掛け理事長がさくらの前に座った。


「さぁ、どうする。私たちの奴隷になるか、それとも、この動画を拡散するか・・・」　
指をタブレットのシェアバナーに添える。


さくらは、泣きながら「できない・・できません。そんな奴隷だなんて
お願いです。許してください。」と愛らしい瞳からぽろぽろと涙をこぼした。


理事長が冷たく言い放つ
「そんな言葉を待ってるんじゃないんだよ。　Ｙｅｓ　か　ＮＯ　かだ。
奴隷にならないのなら、こうするまでだよ。」と　動画シェアのバナーをタップした。
タブレットの画面にアップロード中の表示がでる。


さくらは、パニックになった。

「やめてっ！！やめてくださいっ！！とめてっ！
なります！！奴隷になりますから、止めてくださいっ！」　


理事長はふっ　と鼻で笑い、キャンセルをタップした。　
「奴隷誓約書、読んでもらおうじゃないか。」と笑った。