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あなたの性欲、全力サポート!
第12章 まりあさんの恋とあゆっぺの秘密
コンテストが終わり、やっと日常の会社になった。
だけど…。

「今日、私のサポートしてくれる?」
「私が先にお願いしてるんだけど!」
「サキちゃん、今日サポートしてほしいんだけど」
「お前、彼女いるんだろ!コイツよりオレをサポートしてよ!」

荒れ模様のサポート課。
コンテストで有名になった人はサポートの依頼が殺到。
この通り、修羅場?状態。

「騒がしいけどどうしたの?」
課長がやって来た。
サポートを巡る戦争は一時休戦。
「私が先にサポート依頼したのに、この人が割り込んで来たんです!」
「違う!私が先!」
「コイツなんて彼女いるくせにサポート依頼してるんですよ!」

「そう言うことね。サポート課に選ぶ権利はないのでここは公平にじゃんけんで決めましょ」
「分かりました」
「絶対に負けたくない!」
「私だって!」
「お前にサキちゃんは渡さない」
「お前とサキちゃんじゃ不釣り合いだ」

サポートを巡りじゃんけん大会が始まる。
「じゃんけんぽん!!!!」
「わー!やったー!勝ったー!」
うさぎみたいに跳ね上がって嬉しさを表す女性に。
「そんなぁ…」
今にも泣き出しそうな女性。
女性はすぐ決着ついたけど男性は…。

「あいこでしょ!あいこでしょ!あいこでしょ!」
なかなか決着がつかない様子。
「よっしゃー!勝ったー!!!!サキちゃん、今日はよろしくね」
大山さん(サキさんの名字)と握手する男性に。
「くそー!」
拳を床に叩きつける男性。

真剣勝負?は、これにて閉幕。
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