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第7章 ストロングガールとミステリーヒーローにサプライズ

「どこで知り合ったの?」
「知り合いって言うか…」
言葉を濁すれいな。
「友達の結婚式の日、ヘアメイクで美容院に行こうと歩いてた時ひったくりにあったんだ」
「ひったくり!?」
「いつもの状態ならすぐ追いかけたけど、結婚式だからヒールの靴」
「じゃあ、ご祝儀…」
「もちろん取られた。でも…」
「でも?」
なになに?その何か言いたげな言葉。
早く続きが知りたい!
「その人がひったくりを捕まえてくれたんだ」
「なんか運命だね」
「そ、そうかな?」
嬉しそうに照れるれいな。
私が男だったら今のれいなの表情見てきっと一目惚れしてる。
それくらい、れいなは可愛い。
「どんなふうに捕まえてくれたの?」
「私が“ひったくりー!誰か捕まえてー!”って叫んだら、その人が犯人の足を引っ掛けて転んだところを捕まえてくれたんだ」
「へぇー」
「警察の人もすぐ来てくれて。犯人は大学生かな?私と同い年くらいの男の人だった」
「れいなにとってはヒーローでもあり、王子様だね」
「うん。被害届の手続きで時間かかっちゃったけど結婚式も何とか間に合ったし」
「でも、もう会えないかも」
そう言うとれいなは表情を曇らせてしまった。
「え?どうして?」
「だって、連絡先知らないし、知ってるのは“ヒロ”って名前だけ」
“ヒロ”かぁ。
まさか…ね。
同じ名前の人なんていっぱいいるし。
けど、何か協力したい。
力になりたい。
私にできることある?
同い年ってきっかけから、ほんのさっき知り合ったばかりとは思えない私とれいな。
れいなの好きなヒロさんってどんな人なんだろう?
謎の…ミステリーヒーロー。
「知り合いって言うか…」
言葉を濁すれいな。
「友達の結婚式の日、ヘアメイクで美容院に行こうと歩いてた時ひったくりにあったんだ」
「ひったくり!?」
「いつもの状態ならすぐ追いかけたけど、結婚式だからヒールの靴」
「じゃあ、ご祝儀…」
「もちろん取られた。でも…」
「でも?」
なになに?その何か言いたげな言葉。
早く続きが知りたい!
「その人がひったくりを捕まえてくれたんだ」
「なんか運命だね」
「そ、そうかな?」
嬉しそうに照れるれいな。
私が男だったら今のれいなの表情見てきっと一目惚れしてる。
それくらい、れいなは可愛い。
「どんなふうに捕まえてくれたの?」
「私が“ひったくりー!誰か捕まえてー!”って叫んだら、その人が犯人の足を引っ掛けて転んだところを捕まえてくれたんだ」
「へぇー」
「警察の人もすぐ来てくれて。犯人は大学生かな?私と同い年くらいの男の人だった」
「れいなにとってはヒーローでもあり、王子様だね」
「うん。被害届の手続きで時間かかっちゃったけど結婚式も何とか間に合ったし」
「でも、もう会えないかも」
そう言うとれいなは表情を曇らせてしまった。
「え?どうして?」
「だって、連絡先知らないし、知ってるのは“ヒロ”って名前だけ」
“ヒロ”かぁ。
まさか…ね。
同じ名前の人なんていっぱいいるし。
けど、何か協力したい。
力になりたい。
私にできることある?
同い年ってきっかけから、ほんのさっき知り合ったばかりとは思えない私とれいな。
れいなの好きなヒロさんってどんな人なんだろう?
謎の…ミステリーヒーロー。

