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愛しき俺の半身
第6章 幸せの頂点
「もう…、ああっ!」
星桜が叫ぶ。
「いいよ。星桜…、イッてよ…。」
星桜にキスをする。
「んんーっ!んんぁーっ!」
キスの中で星桜が達した事を感じる。
俺にだけ感じる星桜…。
俺だけが星桜を頂点に導いてやれる。
はぁはぁと星桜が肩で息をする。
「星桜?」
「まだ…、星耶…、もっと…。」
星桜が俺の顔撫でて来る。
「そうだね…、だって俺がまだイッてないもんね?」
星桜が嬉しそうに微笑んだ。
2人で1人だから…。
星桜だけがイッても星桜は満足をしない。
俺と一緒にイクから星桜は俺に満足をする。
「繋がろう…。」
今日こそ…。
「来て…。」
1つに戻るんだとお互いが求めている。
星桜の足をゆっくりと開き、興奮だけで勃起したものを星桜の入り口に当ててみる。
星桜が固く目を閉じる。
「星桜…、ちゃんと見て…。俺だけを見て…。」
この感覚は俺であり星桜自身であると教えてやる。
「星耶…、星桜の星耶ぁ!」
「俺の星桜…。」
ゆっくりと…。
焦らすように星桜の中へと挿っていく。
暖かくてキツくて…。
気持ちがいい…。
先っぽだけでもイキそうになって股間に全神経が集中をしたように敏感になる。
「やばい…、星桜が気持ちいい。」
ちょっと興奮をして半分くらいまで星桜の中へ押し入った。
星桜が苦痛に顔を歪める。
「星桜…?辛い?痛い…。」
星桜が首を横に振る。
切なく愛おしい目で俺を見る。
「嬉しいの…、星耶と1つに戻れるから嬉しいの。」
星桜が悦びの声をあげる。
星桜の手を握り締めて星桜の奥へと押し込んだ。
腰を振るとか野暮な事はしない。
待ち望んだ星桜との繋がり…。
やっと、1人になったんだという幸せを俺も星桜も感じてお互いが強く手を握り抱きしめ合うだけだった。
もう2度と離れない。
2人でその感覚を共有する幸せの頂点に達していた。