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Forbidden love~大好きになりました
第3章 能面男
別に・・・・。
何かを期待していたわけでもない・・・。
でもね・・・。
私は財布から5千円札を一枚だし・・・。
テーブルに置いた。
「格好いいのは分かったけど・・・(笑)中身が空っぽってスッゴイ宝の持ち腐れね(笑)」
そう言うと湊と言う男は携帯を弄る手を止め下から私を凄い鋭い目で睨んできた。
「(笑)(笑)なになに?どうしてもって言うから俺ら来たのにー・・しかも払ってやってるのに何言ってんのこの子ーーー(笑)」
真ん中に座っていた誠が言う・・・。
(笑)
凄いなー・・・こいつ等(笑)
「別に私は頼んでないしッ!・・・私はどんなにイケメンでも、女子に気を使わせてしまうような気が利かない男は嫌いッ!女の子がこんなに気を使ってる飲み会は初めてです(笑)じゃッ!もう会う事は無いと思うけどごきげんよう(笑)」
超感じ悪い・・・・。
部屋を出る時・・・皆の方は見れなかった・・・。
手が震えていた・・・。
あんなに啖呵を切ったけど・・・・
本当にドキドキした・・・。