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secret
第3章 25歳の私

俊也から言われた突拍子もないその言葉・・・・。
痛いところを突かれる。
私はパンナコッタをまた口に運び・・・・。
「いいじゃないっ!!そんな事どうだって!!!」
私が言うと俊也は私の椅子の背もたれに手をかけ・・・・。
「今夜も旦那遅いの???(笑)」
・・・・・・。
黙っていると目の前に居た美佳がゲタゲタ笑った。
「アンタ結城を今更口説くのッ???(笑)(笑)」
はぁっ?!
思わず隣の俊也を見る。
「ばーーーーか!!今更口説くか!!!(笑)・・・で??結城、今夜も旦那遅いの?」
俊也はまた直ぐに私の方を見て言う。
私はスプーンを咥えたまま・・・・。
「今出張でいないしーーー、いつ帰るか分かんない!!」
不貞腐れた子供みたいに答えた。
そうすると、俊也は私の頭を押すようにしてポンッ!!!ってして、そのまま立ち上がると・・・・・。
「俺、18時に仕事あがるから待ってろ!!!良いとこ連れてってやっから!」
はっ?!

