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secret
第14章 犯罪者

目を瞑ると・・・・・。
貴方の笑顔が見える。
涼・・・・。
涼に逢いたい・・・・・。
私の横に落ちてる携帯はもう通話が切られ・・・・。
110番の人の声が聞こえない。
すると直ぐに外の光がカーテンの隙間から部屋に入ってきた。
その光は・・・・・。
赤い・・・・。
「クソッ」
三木は掴んでいた私を離し慌てて部屋を出ようとした。
震える手を携帯に伸ばし・・・頑張って通話履歴・・・・。
涼・・・。
助けて・・・・。
怖い・・・・。
私・・・・。
凄く怖い・・・。

