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第17章 一つ目の真実

「預けられた親戚の家では・・・なんか自分の居場所が無くて・・・・(笑)・・・・だから中学を卒業した時家を出たの。叔父さんも叔母さんも両親の遺産とかそんなの一切くれない感じだったけど・・・流石に家を出る時はまとめて100万くれて、アパート借りる時も一応名義人になってくれてね・・・でもー・・もう会ってないな・・・(笑)」



あの家を出るまでは本当に生活が楽しくなかった。



でも・・・家を出て一人で生活をして・・・。



モデルっていう仕事も出来るようになって・・・・。



「でも早々に結婚発表された時は俺衝撃だったけどッ・・・(笑)」



涼は私の隣で笑って言った。




(笑)



「んー・・・、親友の美佳にはスッゴイ反対されたけどね・・・・(笑)でも失敗だったみたいだけど・・・・。」



結局・・・やっぱ・・・。



そこに幸せはなかった・・・。



涼は私に持っていた写真を渡してきた。




？？？？？？



「それやるよ(笑)・・・・俺、実家にいっぱいあるし！！」



・・・・・。



「いっぱいっ？？？？」




「そっ！！(笑)・・・お袋がアルバムにしてる(笑)」



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