この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
secret 
第1章 幼少時代




「可哀想に、・・・記憶が無いんですって・・・・。」


・・・・・・・。



お坊さんのお経が流れる中私は一人後ろから聞こえてくるそんなヒソヒソ話を聞きながら子供なりに自分が可哀想なんだと少し自覚をしようとしていた。



でもその現実もよく分からない。



だって、・・・・・


何も覚えていないんだもの。


お葬式の祭壇の上の方に置かれてる3つの写真。



パパと・・・ママと・・・・お姉ちゃんだと・・・病院にいたあの綺麗な女の人が言ったの。



私のパパとママとお姉ちゃん。



ボーーーっと眺めていると・・・・



「財産とか東京の家とかどうなるの??」



「あんな子供に相続する事出来ないだろ??」



「じゃあ・・・やっぱり・・・・あの親戚の???」



大人たちは私には何もわからないと思ってコソコソそんな話をする。



私は下を向き膝でこぶしを握った。



/532ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ