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secret
第22章 フェス事件

結城said
16時過ぎ・・・・。
会場はもう既に凄い人・・。舞台裏の控室も凄い大混雑ッ!!
私の担当をしてくれてるメイクさんは昔もよくお世話になった恵理さん・・・(笑)
「結城のメイクまたできるなんて思わなかったなー・・(笑)」
恵理さんはそう言いながら私の髪をアップにした・・。
「結城ーーーッ!!・・差し入れ!!」
控室に入ってきたのは美佳(笑)
大きな紙袋に大きな花束を抱えて言ってきた・・・。
私は美佳の方を見て・・・
「誰だろうー・・差し入れ何???(笑)」
美佳はニヤッと笑って・・・
「王子様からーーーー(笑)」
そう言って花束に刺さった小さなカードを渡してきた。
王子様???
「わっ!!これーーー超並ぶ銀座のケーキ屋さんのプリンだーーーー(笑)」
紙袋の中を見て騒いだのは若手の陽菜ちゃん・・・。
私はそのカードを手に取って・・・
あ・・・。
そこには・・大きくきれいな字で・・・
『復帰おめでとう!お祝い何処行くか考えとけ!』
・・・・
涼より。
そう書かれたカード・・・。
「わぁっ!!アイスも入ってるしゼリーもあるーーーっ!!!」
・・・・・。
若い子たちが騒ぐ中・・・私は美佳の顔を見た。
「言ってなかったけど(笑)・・・OHの招待席、ランウェイの直ぐ脇だからね(笑)」
ぇえっ!!!!////////
本当に涼・・・来るんだ・・・。
一気に緊張感が高まった・・・。
「涼が・・・持って来たの???」私は大きな花束を抱え言った。
「なんか若い子(笑)・・・頼まれたって言ってたよ??」
・・・・・・。

