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第24章 スクープ





次回・・・か・・・。



「次回は達也がお勧めですが・・・・(笑)」



・・・達也??



「あの・・・他は・・・・」



園田はスケジュール表を私の前に出し・・・・



「他のスタッフは埋まっております・・・(笑)」



・・・・・・。



堂本の顔を見ると・・・堂本さんは何も言わず・・少し眉間にしわを寄せた・・・。



「そう・・ですか・・・なら・・・達也さんで・・・」




どうしたらいいんだろう・・・。



ここで・・拒んでいられないのに・・。




「畏まりました(笑)では来週の・・・・・」




もう園田の声も遠くに聞こえ・・・


私には園田が見せてきたスケジュール表の一番上に居る涼しか見えなかったの。


涼の欄は・・・橘結城様・・・と書かれていたのが赤い線で消されて・・・


赤文字で・・・



横浜・・・そう書かれていた。




横浜・・・なんだ・・・。




「では結城様、また来週お待ちしております・・・(笑)」



いつもの様に・・・



エレベーター前で堂本と園田は見送ってくれて・・・。




園田が頭を下げた時・・・




堂本さんは・・・



悲しそうな顔で・・・



私を見つめたの・・・。





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