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secret
第28章 もう一つの真実

また座るけど・・・・・。
なんか・・・・・・。
視線を感じて仕方がない・・・。
その時ッッ!
プルルッと私の携帯が鳴った。
??
その電話は非通知。
もしかしたら涼かもしれない。
携帯の通話を押して・・・・・。
「もしもし?」
電話に出ると・・・・。
「・・・・・ふふっ・・・・・」
????ッッ
その電話の相手は聞いたことない声の女の人。
「あの・・・・。どちら様ですか?」
思わず辺りを見る。
「探したって見つけられないわよ(笑)」
ッッ???
誰ッッ?
立ち上がってまた周りを見ると・・・・・
遠くからスーツケースを引いて歩くスーツ姿の涼が見えた。
涼ッッ・・・・・。
すると、ブツッと電話は切れた。
何ッ?・・・・・・。
私はスーツケースを引きながら涼の元へ走っていった。
涼の目の前まで行くと・・・。
「・・・ごめんっ・・待った??(笑)」
涼は笑って言った。
私は胸に顔をつけて・・黙ってた・・・。
「・・・結城・・??・・・どうした・・・」

