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secret 
第28章 もう一つの真実





出発ロビーで涼と私は一番奥のベンチに腰掛けた。




涼はネクタイを外しながら・・・・。



「さっき何かあった?」



・・・・・・。



えっ・・・。



涼の問いかけに少し焦る・・・。




わっ・・・私何か言ったっけ???




「あ・・・、え・・・・何でッ????」



アワアワしながら言うと涼はニコッと笑って私の手を握った。



「さっき俺のとこまで来た時、手が震えてたからッ!!何かあったんだろうなーーって・・・・(笑)」



・・・・・////////



ちゃんと見ててくれる・・・・。




涼・・・///////



「さっき・・・・変な電話が来たの・・・・。」



涼の手を握り返し言った。




「変な電話?」




聞いたこともない声・・・・。




「女の人だった・・・・。なんか気味が悪くて・・・・最近たまに視線を感じるの。・・・あのフェスの前から・・・・。」



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