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secret
第28章 もう一つの真実

涼said
こうなった以上話さないわけにはいかない。
祐司が・・・・高校3年の時俊也に声を掛けたこと。
そして、結城を見守ってくれるよう・・・お願いしたこと。
それは祐司は俺の気持ちを分かったうえでの行動だって・・・それは俺も知ったのは最近。
祐司と俺は・・・幼少時代。
結城に恋をした。
結城の家族が交通事故で亡くなって、結城だけが生き延びた。
結城は親戚の家に引き取られてその住所も教えてもらえず、俺と祐司はずっと結城を心配していた。
お互い高校生になった時祐司は親父さんにOHを将来継ぐよう言われた。
OHの社長になる。
それは想像以上に大変な事。
祐司は・・・全てを俺に託した。
勝手にッ!!!!(笑)
そして祐司の計画が始まったのは俺等が高3になった春。
OHの力を使いアイツは結城が入学する高校を突きとめ・・・同じクラスの俊也に声を掛けた。
運良く俊也はOHが出資している小さな会社の息子。
ってっ!!!
アイツどんな高校生だよッ!!!!

