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第29章 貴方が大好きな場所




羽田に着いたのは15時過ぎ・・・。




お土産片手に荷物を受け取った・・・。



「あーーあ・・早かったな~ッ・・・」



私は思わず言ってしまった・・・。



「(笑)・・・遅い便取れなかったからなぁ・・・ゆっくりできればもっと色々行けたのになぁ・・」



「・・・でもね、超楽しかった・・(笑)・・・次沖縄行ったらどこ行こうか調べておいてもいい??」



「あぁ・・(笑)本買っとけーー??」



涼は私の頭を撫でながら笑った・・・。



一緒にパーキングまでバスに乗って久しぶりの涼の車・・



「はぁ・・・もうおしまい??」



私は涼に寄っかかって言った・・。



「おーー??どうしたー??(笑)急に甘ったれになったなー・・・(笑)」



「んーー・・明日から会社では会えるけど・・・ってダメだね・・欲がどんどん出ちゃう(笑)」



「ふぅ・・・やっぱホテル行こっか??(笑)アクアライン通ってー・・・千葉の田舎の(笑)」



「ラブホ??」



「あんま好きじゃないんだけど(笑)」



「でも・・もう少し一緒にいたいしなぁ~ッ・・・」




私、どんどんワガママになってる気がするッッ!



「・・・・それかぁ・・・どっか普通のホテル泊まって・・朝帰るとか?」



「朝まで一緒にいれるの??」



「その代わり・・朝・・8時には出なきゃまずいから・・・んーーお台場あたり泊まって・・7時前にホテル出る感じで良ければ・・(笑)」



「本当っ??全然いい・・・」



「マジっ?(笑)・・・おっし!!」



涼は子供みたいに笑って・・・



直ぐにホテルに電話をかけた・・。




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