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secret
第6章 女が戻った日
涼君はその後それ以上の事をすることもなく・・・・白金台まで送ってくれた。
「家まで行かなくていいの???」
駅前で車を止め言った。
「うん・・・(笑)そういうの・・・見てる人結構いるからさ・・・・」
私がそう言ってシートベルトを外すと・・・・。
「そう・・・だよな(笑)うん、わかった!!気を付けてな・・・・」
・・・・・・///////
涼君は・・・特に私に連絡先を聞いてくることもない。
「涼君・・・あの・・・・」
涼君は煙草を出しまた私の方を見た。
・・・・・・。
今日って・・・一体何だったんだろう。
もう逢う事はないのかな・・・。
「結城ちゃん???」
・・・・・///////
「あの・・・涼君にまた逢うにはどうしたらいい??//////」
私何言ってるんだろう。
涼君は少し困った顔をして・・・でも笑った。
「俺にはもう逢わない方が良い・・・・・。」
笑っているけど・・・寂しそうな顔。
逢わない方が良い。