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第9章 気になる人




その人は名刺を出し・・・・。



「私はこのフロアーのお客様窓口、受付担当させていただいております堂本祐司と申します・・・・。」



堂本・・・さん・・・。



「うちの話は噂でも聞いた事は無いですか??」



その人は続いて言ってきた。




私は首を横に振って・・・・。



「・・・噂って・・・どういう噂ですか??・・・・」



少し怖い・・・。



少し体をソファーの背もたれにくっ付け言うと堂本さんは笑って・・・・。



「・・・女性が通う女性の為の高級クラブ・・・・(笑)」



??????/////////




ッッッ?!///////




高級クラブッ?!



私が固まっていると、堂本さんは少し笑って・・・・。



「うちの会員料金は安くはありません(笑)ですのでここに来られるお客様は大体が超セレブ・・・業界人、・・・政界人・・・・一般の女性は出入りすることができません、でも・・・三木様は以前業界にいらっしゃったのでご存知かと・・・・(笑)」



ぞっ・・・・・



存じ上げませんーーーーーーっ////////!!!!!





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