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年下の男の子
第2章 L現る
 そんなわけで当日。
 ご休憩で気分高めながら後ろの準備して移動した便所で、手枷目隠しボールギャグの三点セットを夢香ちゃんに装着させた俺は早速ズボンを下ろして便座に腰掛けるとあえててきとーに立たせたまんまの彼女のアナルをローション使ってぐぽぐぽ掘った。こういう手荒な扱いも夢香ちゃんの好むところだ。下準備はしてあるけど、目的が俺がハメることじゃなく夢香ちゃんに楽しんでもらうことだから、そのための手間は惜しまない。
 さんざんほじって感じまくって膝が崩れそうになるころに、片手間にゴムを着けたちんこまで夢香ちゃんの体を引きずり下ろす。自重で奥までハマったら手を俺の首の後ろに回させてから膝裏を掴んで後開帳させ、ブラウスはだけさせたらやっとLの出番だ。約束通り教えてもらった番号にワン切りをする。
 ポイントは、すぐに来られてしまってはつまらないしあまり遅くてもダレてしまうというところだ。なので、Lには一人か二人が便所を使ってから入ってきてくれるように頼んである。
 もちろんドアが閉まっていては緊張感に欠ける。だから開けっぱだ。━━ということになっている。
 実際は、符丁が使われるまでは誰かの足音が個室に近づいてきたら俺がそうっと足でドアを閉めるんだ。SMのSはサービスのSと言われるけども、俺としてはご奉仕のほうがしっくりくると思っている。そこはまぁ、俺が生粋のSじゃあないからなんだろうけど。
 実はLとは別口で、便所使ってくれるだけのサクラも頼んである。前にプレイを一緒したここらのバーのマスターに、今度飲みに行くからって俺らが入ったら二回出入りしてくれるよう頼んだんだ。そうでもしないとあんまり人が来なさそうだったからね。
「ちゃんと濡らしとけよ、すぐハメてもらえるようにな」
 耳に言葉をそそぎ込むと期待をするようにひくひくっと締め付けてくるアナルを楽しみながら、俺は耳を澄ます。
 一人目の足音。普通に小便をして去っていった。少しして二人目、わざとらしくため息。スマホでもいじってるのか、個室の壁にもたれた音がして夢香ちゃんが荒い息をつきながら大きく体を震わせるが、そいつもなにごともなく去っていく。
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