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夢…獏の喰わぬ夢
第5章 夢の中


チュッ…チュッ…

彼女のキスが項に肩に背中に、あちこちに降る。

そのバラバラの感覚とは別に、先ほどから握られたモノは、優しくそして激しく僕を攻め立てる。

どうしてそんなに上手なのかと不安になることはなかった。

彼女は夢の中ではもう何度も僕と対峙しているのだから…

いつの間にか目を閉じていた。

そしてフッと背中の温もりが離れたと同時に、生暖かいヌルッとした感触に思わず目を開けた。

あぅ…そんなこと、しなくていいよ…

彼女は僕の股に体を滑らせ、そこに顔を埋めてボクに舌を絡ませていた。

ピチャッ…気持ちよくなかった?

いや…凄く良すぎて…でも、そんなこと…

いいの…私が…したいの…

そういって僕を見上げる彼女の瞳が濡れていて…
ボクの尖端から、ぷくりと蜜が溢れ出した。

あっ…

彼女はそれをめざとく見つけ、ピンク色の舌を伸ばして、そこに当てる。

うぅう…

そんなに気持ちいいの?

ああ…

ピチャッ…ピチャッ…

根元に手を添えて支え、もう核心をついたように下から舐め上げられる。

はぁ…ふぅ…

僕は声を抑えることも出来なかった。


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