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第5章 仲間

「・・・・言いたくないなら・・・・いいよ・・・。」



「気になる？？」



「・・・・意地悪だね・・・言いたくないならいいよ・・・」


「・・・・そっかーーーーっ！！じゃぁ・・言わないッ！！」



「・・・・・」



一気に・・・ズンっと・・胸が何かに掴まれたように・・・潰された気分・・・。



目が虚ろになって・・・現実を突きつけられた気分・・・。



「・・・涼が・・・他にも・・そういう子いるなら・・・私はもういい・・・」



「・・・んー・・・本気でそう思うの？？」



「・・・・わからないよ・・言いたくないってそういうことでしょ？？」



「・・・そうかなぁ・・・お前が意地張るからだろ？？」



「なっ・・・なにそれ・・・そっちが女の子といたんじゃん・・・」



「気になるならそういえって言ってんのっ！何でお前意地張ってんの？？」



「気にならないなら、こんなに悩むわけ無いでしょっ？！」



・・・・初めての言い合いだった・・・・。



「・・・・別に変な関係じゃないよ？？(笑)」



「・・・・・」



「同級生でーー・・買い物行った先の店員でいたってだけの話！！・・・買うものの相談のってくれたからお礼にケーキを買った・・・それだけなんですけどー・・・(笑)」


「・・・同級・・生？？？」



「あぁ・・(笑)今度一緒に行くか？？」



私はぶんぶん首を横に振った・・・・。



「・・・・誤解は解けた？？(笑)」



涼は優しく私の髪を撫でた・・・・・



「・・・ん・・・」



「・・・後は？？・・・・」



「・・・・後？？・・・」



「気になることねーのか？？(笑)」