この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
Secret 2
第5章 仲間
「・・・あのなーー・・・たかがって思うかもしれない・・でもーー簡単じゃないっ!!・・そこまでするんだから・・・成果はあって当たり前だ!!・・・今までやってきたスタッフ達はそんな講習はなかった・・違反の生徒さんのバイトもそうそう居ないし・・・。みんな実践で覚えてるんだ・・。でも分からない・・どうしても見たいならちゃんと覚悟して来い・・・今日はもう終わりにする!!」
皆シーーンとし・・・涼を見つめた・・・。
「結城、オフィス戻ってコーヒー飲も(笑)」
涼は笑って私の腕を掴んだ・・・
講堂を出てエレベーターへ・・・気持ち早歩きだった・・・
「涼さんっ!!」
後ろから声が聞こえ・・・一緒に振り返ると・・・さっき涼に掴まれた男の子だった。
「・・・あのっ・・さっき・・・すいませんでした!!」
その子は私たちの前に来ると頭を下げた・・・。
「・・・・結城に謝れーーーっ!」
涼は言った。
「・・結城さん・・マジ・・すいませんでした!!」
「あ・・あの、そんな・・」
「俺・・・最近指名全然もらえないし・・・予約入っても・・盛り上がらなくって担当枠から外されるし・・・どうしたらイイか分からなくって・・・」
「・・・はぁ・・お前さ・・次の講義・・出るの??」
涼は言った。
「・・・・出たいけど・・・5ランクアップは・・・」
「・・・何階の・・チーフ誰??」
「湊さんのチームです・・・。」
湊君ッ?!