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Secret 2
第7章 流れ着く者
てか・・・。
「健二君・・・あのーー・・違反した人って退会するんでしょ???」
私は小声で言った。
健二と拓海はふんふんと頷き・・・
「略退会しますけどぉ~・・・中にはここで働くことを選ぶ人も・・・。まぁなかなかないっすけどね(笑)」
「そのー・・・退会か・・・働く選択って・・・どう変わってくるの???」
2人は顔を見合わせて・・・。
「結城さん何も知らないんですか???」
健二が言った。
・・・・・・。
「ん・・・うん・・・。」
「退会する人がほとんどです、ただーーー・・・。どうしてもここに出入りしたい、お金がもったいないっていう方もいます・・・。」
拓海が話し出した。
お金・・・・そっか、入会金とかかかってたもんね・・・。
「どうしてもここに通いたいという方は・・・・」
拓海は話し続けた・・・。
ゴクっとつばを飲み込む・・・。
「・・・この会社の新人のモルモットになる・・・・・」
・・・・・・・・。
も・・・・。
モルモット???