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Secret 2
第16章 レイプ
その日・・・。
都内での初雪。
オフィスの窓から粉雪が見える。
通りで寒いわけだッ!!!!
「結城ーーーーっ・・・今日仕事終わり鍋でも食いに行く?」
涼がPCを叩きながら言った。
鍋・・・(笑)
「うんっ(笑)」
涼はもう引継ぎの追い込みで毎日が忙しそう。
それは淳や一樹も一緒だった・・・。
定時まであともう少しか・・・。
そう思った時・・・お兄ちゃんがオフィスに来て・・・。
「結城、今手空いてるかな??」
・・・・・・。
「大丈夫だよ(笑)」
お兄ちゃんは笑って・・・。
「急ぎで会議室の裏にある資料室から3年前の会員様の個人情報を持ってきてくれないかな???」
3年前???
「はい(笑)」
私は直ぐに立ち上がって奥のエレベーターに向かった・・・。
お兄ちゃんに渡されたメモ・・・。
凄い分かりやすくファイルナンバーも書かれていた。
エレベーターに乗り込み14階の資料室へ・・・。
いつも涼と過ごした倉庫の横にある資料室・・・。
初めて入るけど・・・まぁ・・綺麗な部屋だわ!!