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Secret 2
第17章 正体
高そうなお茶を出され・・・・私は周りをキョロキョロ・・・・。
「結城・・・(笑)・・初めて来た??」
お兄ちゃんはニコニコ笑って言った・・。
ロレックスに何て用事ないしッ!!!!!(笑)
「だってぇー・・ロレックスなんてさ・・・触ったことないしーーー・・」
私は小声で言った。
「・・(笑)・・あれ??・・結城は時計は何してるの??」
「あ・・・(笑)・・・安物だよーー・・・こんなの・・(笑)・・恥ずかしくて見せられないし・・(笑)」
「(笑)(笑)・・・時計はその人の資産を語るから・・・男はね・・いい物をつけたほうがいいんだよ??女性は可愛いものをつければいい(笑)」
「・・・・資産・・・・(笑)」
この人たちの資産って・・・想像つかないし・・・(笑)
聞いてもよく分からないから触れないでおこう・・・・。
そこに・・スーツの男性が二つの時計を持ってきた・・・。
「わぁー・・・素敵・・・・」
私は思わず声を上げた・・・。
「こちらは特別オーダーでやらせて頂きました(笑)両方共ダイビングウォッチになります・・。お色目はいかがですか??」
そこにはブルーとオレンジのフェイスの時計が二つ・・・。
お兄ちゃんはジッと見つめ・・・手袋をして・・隅から隅まで確認・・・・。(笑)
「・・・はい・・(笑)こちらで・・・・結城ちゃん・・どっちがどっちかわかる??(笑)」
「んーー(笑)・・・やっぱ・・ブルーが涼かな・・・オレンジが・・淳(笑)」
「流石だね??(笑)・・・中身がわかるように包んでください・・」
お兄ちゃんはそう言ってスーツの人は笑ってまた出て行った・・・。
・・・送別品がロレックスのオーダーってすごいな・・・(笑)