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Secret 2
第17章 正体
「・・・戻らないの?・・・何か忘れ物??」
涼が聞くと・・・・。
村田さんはジロッと私の方を睨み・・・・・
「・・・・お二人は・・・付き合ってるんですか??」
村田さんが言った。
「・・・・いや??・・・そういうんじゃないよ??」
涼は淡々と答えた・・。
「・・・そうなんですか・・・」
・・・・なんだろう・・・・。
村田さんはエレベーターのボタンを押し・・・ドアが開くと乗り込んで私たちを待ってるようだった・・・。
「・・・村田さん・・・俺等・・倉庫に寄るの忘れてたから・・・(笑)」
涼はそう言って私の腕を引いた・・。
「そうですか・・・わかりました・・・」
エレベーターのドアは締まり・・・私たちは倉庫の方に歩いた・・・。
「・・・涼???・・・・村田さん・・なんか・・・」
「んーーー・・なんか変だったな・・・もう残りわずかだし・・・あんま接触しないようにしような??(笑)」
「・・・うん」
私達はエレベーターが降りたことを確認し・・・またエレベーターに乗り込んだ・・・。
「結城晦日のパーティー何着ていくの??(笑)」
「(笑)・・・なんか・・ここで働きだしてから何着も買ってもらって・・・悩んじゃうなーー・・どれも可愛いし・・(笑)」
「1年の締めくくりだし・・新しいの買う??(笑)」
「いいよぉ・・・!!(笑)・・この前だって・・裕ちゃんに買ってもらったばっかで・・・着てないのが2着もスタンばってるんだし(笑)」
「俺もスーツ新調してるし・・・結城も新しいのにすればイイのに・・・(笑)」
「(笑)(笑)・・・沖縄のマンションに入らなくなっちゃうし・・・」
「あっ・・・確かに・・・あのクローゼット入らねーか・・・・(笑)」
「(笑)(笑)・・涼の服だって量凄いでしょ??」
「んーーー・・靴も結構あるしなぁ・・・。」
「ねー・・・頑張って整理しなきゃ・・・(笑)」