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第2章 要注意な新人

2人が出て行った後携帯の動画を見ながら何回一人でしただろう。



講習が終わってから1時間近くが経ってしまった。



グッタリしながら倉庫を出てエレベーターに向かうと・・・



俺の携帯が鳴った。



仁さんからだっ！！



やっべ！！



戻ったら仕事頼まれてたんだッ！！



「あっ！！もしもし！！」



『お前何してんだッ！！早く戻れッ』



やっべーーーーー・・・・。



かなりお怒りな仁さん。



達也さんと俊也さんよりはましだが・・・・・。



あの人達はマジで怖い。



急いで10階に戻り・・・涼さんチームの方を見ると・・・。



あの二人はいなかった。



・・・・・・・。




「なんか用か？」



わっ・・



怖い顔で淳さんが喫煙所から顔を出してきたッ！！



「いやっ・・・なんでもないっす！！」



「仁がご立腹だぞ？早く行けよ！」



わぁぁぁーーーーっ！！



このフロアーで一番怖いのは淳さん。



でも噂だと・・・



涼さんは切れるとヤバい・・・そう聞いた。



持ってた携帯をポケットに入れて自分のオフィスを覗く。



すると仁さんがキレた顔でこっちを睨んでいた。




・・・・・・。



皆怖いなー・・・。



でも・・



結城さんの件は・・・。



バレなきゃ大丈夫・・。



結城さんさえ・・どうにかすりゃいい。