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本の夢…
第5章 2人の我慢
自分の部屋に入って鍵を閉めた。
誰も帰って来ない家だけど今夜は先生と秘密の恋をするから鍵を掛ける方がいいような気がした。
携帯を枕の横に置いて先生が貸してくれた本をベッドで読みながら電話を待つ。
初めての先生との電話…。
どうしても私が辛い時にしか電話を掛けちゃいけないと言われているから、今夜の初めての電話には凄く緊張をする。
まだかな?
まだ8時…。
まだかな?
パジャマに乳首が擦れて変な気持ちになって来る。
ちょっとだけ…。
パジャマの上から乳首を触ってみる。
宿題だもん。
先生が電話をくれるまで宿題をするだけだもん。
先生がしてくれたみたいに両方の乳首をパジャマの上から擦るようにして触り続けた。
「あふんっ…。」
両方って倍に気持ちいい。
パンティの中で股間がきゅんとしてちょっと濡れて来るのがわかっちゃう。
先生…、まだかな?
そっとパジャマのズボンの上から股間に触れてみる。
ぴ~♪ぴらぴ~♪
携帯のトークアプリの着信メロディーが鳴り出した。
先生だ!
慌ててアプリを開いてみた。
フリートークの着信画面に先生の名前が出ている。
着信をONにした。
画面に先生の顔が写る。
ビデオトーク!?
「先生だぁ…。」
耳にハンズフリーのイヤホンマイクをした先生が見えている。
『他の人からかかって来る予定でもあった?』
先生がクスクスと笑った。
不思議な感覚がする。
「先生…。」
『ちゃんと見えてる?』
「うん!」
なんか嬉しい。
先生との会話…。
なのに緊張をする。
何を話せばいいんだろう?
先生の笑顔。
今夜は寒いのに半袖のTシャツのままの先生が見える。