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島人物語
第4章 正月の過ごし方~宮古島

「お嬢マジギレしたら怖そうだもんなーーーーーガハハーー(笑)(笑)」
「そんな怒んないもんーー・・・」
私たちの宴は21時過ぎにお開き・・・優樹くんはぐっすり一樹の胸で眠っていた・・・。
「あーー・・(笑)寝てる・・・・私行かないで大丈夫そう??(笑)」
私は優樹くんの顔を覗き込み言った。
「うん・・(笑)・・ありがと・・ごめんね??」
一樹は笑った・・。
涼と一緒に自分たちの部屋に戻り・・・・。
一緒にお風呂に入った・・・。
「一樹ってさー・・・・、美佳ちゃんもういいのかな?」
・・・・・・・。
涼のその言葉に私も言葉を詰まらせた。
「美佳ちゃん何も言ってなかった???(笑)」
「んー・・・美佳は・・・仕事がやりたいってのもあるけど・・・多分自信がなかったのかもな・・・。」
「自信???」
「あの子は・・・母親をほとんど知らないから・・・」
そう・・。
美佳にも親はいない・・。
だから・・急に母親になるっていう自信は・・・。
「確かに・・・(笑)まぁ、普通はいきなりって考えちゃうかもなー・・・・」
涼は言った・・・。
「多分ね・・・もっと時間があったら違ったのかも・・・・」
「あーー・・・出逢って直ぐだったもんな・・・(笑)」
きっともっと・・・一樹さんを知る時間があったら・・・・。
変わってたのかもしれない・・・。

