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第11章 オープン！！

「んーー・・そういうのはお断りしてるの(笑)・・・お互いにね？？」



「お互い？？」



「彼も断るから・・・(笑)」


「彼も接客業なの？？？」



少し沈黙になると・・・・・



「・・・・大吾ーー・・・あんましつこいと嫌われるぞ？？・・・」



英輝が言った。



・・・・・



「・・・なんだよお前ーー・・大人ぶるなって！！お前が言いだしたんだろ？？」


大吾が言った。



「・・・・もう帰ろうぜ？？・・・ご馳走様・・美味かった(笑)」



・・・笑った・・・。



笑うんだッッ！



「おいおい、お前が可愛い子見つけたって言ったんだろーよ！！！」



「うっせーな・・・もう行こ？？・・・・また来ます(笑)」



英輝は一万円札を置いて大吾を引きずるようにして店を出ていった・・・。



「あっ・・結城ちゃん・・お釣りっ！！」



一樹が言った。


「・・・あっ・・ヤバイ！！」



・・・私は急いでレジで精算をし・・お釣りを持って店を出た・・。




・・・・どっち行ったんだろう・・・・




私は通りを眺め・・・二人を探した・・。


いない・・・・いない・・・・



「・・・・はぁ・・・」



どうせまた来るか・・・・その時渡そう・・・。