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島人物語  
第12章 狙いは・・・・。



店には涼がカウンターに座っていて・・・淳と半次は丁度潜りに行ってるようだ・・・。



「涼ーーッ(笑)なにか手伝うことある???」


「おうっ・・(笑)・・・なに・・そっち暇??」


「あーー・・お客さん一人なんだ・・・一樹がこっち手伝ってきてって・・・」



「ふーーん・・・そっか・・(笑)・・・じゃぁこっち来て??」



「・・うん・・(笑)」



私は一緒にカウンターに入って・・・椅子に座った・・。



「んじゃー・・、先月来てくれたお客さんにDM出すからそのお客さんのナンバーと名前書き出してもらおうかなーー・・(笑)」


そう言って涼は私の足元にしゃがみカウンターの下からファイルを取り出した・・・。


「・・・うん・・(笑)・・」


「・・・ねっ・・・最近デートしてないな??(笑)」


涼はそのまま私の膝に顎を乗せた・・・


「・・・・(笑)だってぇー・・社長忙しそうで相手にしてくれないんだもーーん・・・」


涼の頭を撫でて言った。


「・・・・(笑)・・・可愛いなお前ーー・・客に口説かれてない??」


「・・んーー??・・・・・んーー・・・」



「・・・口説かれてんのかよ・・・(笑)・・・ちゃんと断ってる??」



「断ってるよーーー・・当たり前でしょ??(笑)」



涼は私の膝に顔を乗せたまま笑った・・・(笑)




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